キャベツ 歴史
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キャベツの歴史
原産地はヨーロッパ、地中海沿岸や大西洋沿岸に自生していた野生種から改良されていったものと考えられています。
結球しないタイプの物はかなり古くから栽培されていたようです。
ローマ時代の軍人大プリニウスの「博物誌」にはキャベツの多くの効能が記載されているんだそうです。
日本へは江戸時代にオランダから長崎に入ってきたのが最初です。
当時は観賞用として栽培されていました。
これ以降になると葉ボタンと食用キャベツに分かれていきます。
野菜として普及したのは明治になってからです。
当初は外国人用の食料として栽培されていたのが次第に日本人にも広がり明治末になると一般に広まっていきました。
その後、食生活が西洋化するにつれて栽培量、消費量共に増えて今では作付面積、生産量ともにダイコンに次いで第2位になっているんです。