サツマイモ 豆知識
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サツマイモの豆知識
愛称(呼び名)沢山、サツマイモ
どうして薩摩?金時芋って?芋は十三里?
一般的にサツマイモと呼ばれていますが、これは薩摩から伝わった芋ということで、八代将軍徳川吉宗が命名したんですよ。
それ以外にも使われる唐藷(カライモ)・琉球藷(リュウキュウイモ)などの呼び名は伝播の経路を表しているんです。
そして「金時芋」。
どうして金時って言うんでしょう?
元々金時とは平安時代の武将「坂田公時(さかたきんとき)」のことなんだとか。
実はこの人「金太郎」のモデル!!
金太郎といえば足柄山(現在の神奈川県)にすむ赤くて立派な体を持つ力持ち。
なんてったって熊にまたがりけだもの集めて相撲の稽古してたくらいなんですから・・・・・
そこから赤いものの代名詞として「金時」が付くようになったんですって。
そしてあまり知られていませんが、サツマイモは「十三里(じゅうさんり)」とも呼ぶんです。
コレは江戸時代のお話。
行燈に「八里半」と書いて売り歩く焼き芋屋がありました。
(これは栗(九里)に近い味だから、という意味)
ソレを見たライバル焼き芋屋、まけてらんねえ! とばかりに
「十三里」の行燈を掲げて焼き芋を売り歩いたんだとか。
え?どうして「十三里」かって?
栗より美味い
九里四里 美味い
9+4=13
お後がよろしいようで~~!
※ちなみに・・・・
「10月13日はサツマイモの日」
埼玉県川越市の愛好家グループ「川越いも友の会」が制定。
江戸から川越までの距離が約13里なのと、「栗よりうまい十三里」という異名から来てるンだそうですよ。