トウモロコシ 歴史
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トウモロコシの歴史
とうもろこしの原産地はメキシコやアメリカ南部ではないかといわれています。
何でも野生種が見つかっておらず、その起源はなぞなんだそうですが、紀元前5000年ごろまでには大規模に栽培されるようになっており、南北アメリカ大陸の主要農産物になりました。
ヨーロッパには大航海時代にコロンブスによって伝わり、アフリカ大陸には16~17世紀に、そしてアジアには16世紀初めに伝わりました。
日本には1579年にポルトガル人から長崎または四国に伝わり、南蛮船が運んできたことからナンバンキビと呼ばれたそうです。
江戸時代に入って栽培が広がり、特に水田や畑地が少ない地域で重要な食糧となっていきました。
そして、本格的に栽培されるようになったのは、明治初期にアメリカから北海道にとうもろこしの新種が導入されてからだそうです。