ニンジン 歴史
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ニンジンの歴史
にんじんは中央アジア、アフガニスタンあたりが原産地といわれています。
「東洋系」と呼ばれる人参は16世紀に中国から入ってきました。
その頃のにんじんには赤・黄色・紫・白といったカラーバリエーションがあったそうですが、栽培が難しく昭和30年以降は「西洋系」に切り替わっていきました。
「西洋系」は12世紀にヨーロッパに渡り15世紀にはオランダでオレンジ色のにんじんが作られると19世紀にはフランスで品種改良が行われ、明治時代には日本に入ってきました。
今は全国で栽培されていますが、代表的な産地は北海道・千葉・青森・愛知・徳島・長崎・鹿児島になります。
にんじんも最初ローマやギリシャでは医療用だったそうです。