エノキダケ 豆知識
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エノキダケの豆知識
身近で採取可能!?公園でエノキ茸狩り。
公園で?と思うでしょう?
実はエノキ茸は公園や庭の枯れ木でも生えるきのこなんですよ。
ただ普段私たちが店頭で購入して食べているエノキ茸とは姿形が違うので、見てもソレと気付かないんです。
このエノキ茸栽培、古く江戸時代には行われていたんです。
エノキ茸のはえた大木を伐って大部分を土中に埋め、地上に出てる部分には菰(こも)をかけて毎日米のとぎ汁をかけて栽培していたそうです。
菌床栽培は大正時代に入ってからです。
当初は野生のえのき茸と同様の茶色、短柄を栽培していましたが、光を当てず白いきのこに仕上げたところこれがヒットして今のエノキ茸の姿として定着しました。
でも、最近では茶色ものも見かけるようになりましたね。
一度木の又や、公園の切り株などを見てみてください、ひょっとしたら天然のエノキ茸に出会えるかもしれませんよ。