キュウリ 歴史
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キュウリの歴史
きゅうりの歴史は3000年以上前にさかのぼります。
インドのヒマラヤ山脈が原産地といわれ、インドでは3000年前の栽培記録もあるそうです。
紀元前にはヨーロッパに伝えられ、日本には6世紀後半頃、中国を通して伝わりました。
その当時は完熟させて黄色くなったものを食べたことや、漢の時代に西の地域から伝わってきた瓜ということから、「黄瓜」と呼ばれていたそうです。
本格的に栽培されるようになったのは17世紀以降ですが、これは、当時のきゅうりがまだ苦くてわざわざ食べるものではなかったからの様です。
あの水戸黄門も、「毒多くして能無し。植えるべからず。食べるべからず」と感想をのべていたとか。
しかも切り口が葵の御紋に似ているといわれ、当時の武士達は恐れ多いと言って食べなかったそうです。