リンゴの豆知識
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リンゴの豆知識
りんごといえば
リンゴといえば、
リンゴの蜜は人工的に入れている!
・・・って噂を昔聞いたことありませんか?
当時は私もだまされて、「あの中心は蜂蜜の加工品を注入しているマガイモノなんだ!」っておもってました。
本当は「ソルビート」という自然の糖で、それ自体には甘みはないそうですが、良く熟したおいしいリンゴを選ぶ目安になるそうです。
まあ、蜜は品種によって入りやすいものと入りにくいものとあるそうなので一概にはいいきれませんが、完熟収穫や適した環境での栽培ででやすいそうですよ。
ところで、日本人は蜜入りを好みますが、欧米では蜜が入りやわらかくなった果肉より、蜜が回る前の「シャクシャクカリッ」とした食感を好むんですって。
そのため(蜜が回らないように)軸を下にして置いてある店もあるんだそうです。
場所が変われば好みもかわるんですね~。
外国には、 1日1個のりんごが医者を遠ざける なんて諺があるように、健康に良いフルーツといわれていますね。
たしかに、りんごには整腸作用もありますし、成人病予防に効果的とされるリノール酸もふくまれていますね。
一時期取り上げられた「朝食リンゴダイエット」や「りんご酢ダイエット」もここからきているんでしょうね。
そういったことから、グリコの朝食りんごヨーグルトは女性に大変人気らしいですよ。
あと、リンゴと聞いて浮ぶのは花火大会の夜店に並ぶ「りんご飴」!
飴の色が赤すぎるという理由で買ってもらえず、食べて喜ぶ他の子供を見ては羨ましく思ってましたね~(いまはトマト飴なんてものあるんだそうですね)
そうそう、日本のリンゴは外国では形・大きさ・味共に高く評価されていて、特に青森の「むつ」はイギリスでは「King of Apple」とまでいわれているそうですよ。
もし外国にお歳暮っていう風習があったら「むつ」は相手に必ず喜ばれる商品なんでしょうね。
りんご豆知識
アダムとイブは本当にリンゴを食べたのか!?
旧約聖書にある「アダムとイブ」のお話は有名ですよね。
神に食べる事を禁止されていた「知恵の実(りんご)」を食べてエデンを追放になるわけですが・・・
ところで、この二人が食べたのはリンゴではないという説があるんですって。
実際に旧約聖書の記載では、「木の実」となっていてどこにも「りんご」は出てこないそうです。
じゃあ、なんでリンゴが定着したの?・・って話ですよね。
17世紀のイギリス詩人「ジョン・ミルトン」が「失楽園」のなかで「リンゴ」と書いたのがきっかけという説。
Fructum=木の実という語がPomumにいつしか変わり、Pomum=木の実・リンゴの二つの意味があることからリンゴになったという聖書学者の説。
などリンゴが定着したのには色々な説があるそうです。
他には、リンゴ否定説=「アダムとイブが食べた「禁断の実」はアプリコット(杏)だった」とか、「イチジクだった」という説も現在あるそうです。
※ 他にも、アダムとイブのヘソ論争なんてのもあるみたいですよ。