レンコン 歴史
野菜の歴史 か 野菜と果物のお役立ち情報へ戻る
レンコンの歴史
れんこんは、穴が開いていることから「見通しが良い」といわれ縁起の良い野菜の一つで、お正月のおせち料理にも使われていますね。
蓮根の歴史は古く、縄文時代以前から日本に自生していたといわれています。
原産地は中国説とインド説とあるようです。
食用としての最古の記録は10世紀だそうですが、現在れんこんを食材としているのは、日本と中国などのわずかな国々のようです。
また、1951年に千葉で発掘された蓮の実は2000年前のものにもかかわらず発芽して花が咲きました。
「大賀蓮」と呼ばれるそうですが、それにしても凄い生命力ですよね。
国指定文化財の大分県臼杵市の「うすき石仏」の前に広がる蓮畑が実はこの蓮なんですよ。
淡いピンクのグラデーションで大きな花を咲かせます。
ちなみに、11月17日は「レンコン(蓮根)の日」です。
これは1994年11月17日土浦市に全国の蓮根産地の代表が集まって、「蓮根サミット」を開いたのを記念して制定されたそうです。