唐辛子 歴史
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唐辛子の歴史
トウガラシの原産はメキシコ。
古くは紀元前7000年前から栽培されていたといわれています。
アメリカでも昔から使われてきた作物ですが、香辛料として利用されたのは大航海時代、コロンブスによってです。
コロンブスによってスペインに持ち込まれてたトウガラシは胡椒の代わりの香辛料として南欧を中心に広まっていきました。
16世紀になると、インドやハンガリーにもつたわります。
日本への伝来は16世紀後半。
ポルトガル人宣教師が運んできたといわれています。
当初、食用としては用いられず、観賞用や毒薬、しもやけ止めとして用いられていたそうです。
朝鮮や中国への伝来は日本から。
(いつもと逆なんですね~)
朝鮮文禄には
「倭国から来た南蛮椒には強い毒が有る」
なんて一文もあるんだとか・・・。
唐辛子ってくらいだから、唐(中国)から伝来してきたものと思い勝ちなので、この話はちょっと驚きですよね?