柿の歴史
果物の歴史 か 野菜と果物のお役立ち情報へ戻る
柿の歴史
日本の柿は絶滅した!?
柿は日本原産の果物といわれていますが、実は氷河期時代に絶滅したとも言われているんです。
縄文時代や弥生時代の古墳からは柿の化石がでてきているそうですよ。
我々の祖先も柿を食べてたのでしょうが、今の柿と同じなのか、どんな味だったのか?は謎です。
>果物の単品通販全国版]]
今の柿の祖先は中国揚子江流域を原産とする野生種が伝わったのではないかと言われています。
なんと、紀元前2世紀頃の王家の墓から多数の柿の種が出土しているそうですよ。
中国では既に西暦530年には栽培されていたそうで、当時は渋柿が主流だったそうです。
日本には奈良時代に中国から広まり、まだ甘いものが少なかった時代には貴重な果物でした。
しかも、日本の気候に合った柿はその後全国で作られるようになりました。
一般的に温暖な気候下では甘柿が作られ、寒い地方では渋柿が作られているようです。
これは気温と渋に関係があるんだそうで、気温が低いと渋が残ってしまうんだとか。
今では「KAKI」と呼ばれて世界中に広まっている柿。
ニュージーランドでは100年前に伝えられた観賞用の柿から、食用の富有柿の栽培に移行していき、日本で柿が出回らない4月~7月には日本に輸入するまでになっています。