え~!?七五三が無い地域、結婚式なみの盛大な七五三!!それって何処?
七五三の行事が無い地域、結婚式なみの盛大な七五三!?
現在では全国で行われている七五三ですが、地域によってはチョット変わった七五三が行われているんです。
例えば、北海道の七五三は10月15日。
これは北海道が寒い地域であるために、1ヶ月繰り上げておこなうんです。
そして、鹿児島県の屋久島。
ここには七五三という風習が無いんです!!
その代わり、「七草祝い」というのがあります。
(ちなみにこれは鹿児島県でも行われるのですが・・・)
これは、男女とも数え七歳の正月七日に親戚や知人宅を7件廻って一つの重箱に少しずつ七草粥(ちらし寿司のところもあり)を貰っていくんです。
7件の家のおかゆを混ぜて食べることで、無病息災を祝うというものです。
最近ではこれを行う家も少なくなりましたが・・・。
(確かに昔親戚の子供が重箱もってもらいに来たな・・・と少し懐かしくもおもうのでした)
同じ鹿児島県でも沖永良部ではこの七草祝いの風習はないようです。
鹿児島県は離党になると風習に違いがありますし、沖縄の文化も入っているように感じます。
福岡県では4~5歳で「ひもとき」、7歳で「へこかき」(男児)「ゆもじかき」(女児)という行事を行うそうです。
なんでも、ふんどしや湯文字といった下着を初めて身に着けるんだとか。
ちなみに湯文字とは着物を着たときに付ける女性用の下着で、巻きスカート見たいな感じです。
そして、千葉県や茨城県では七五三のお祝いはホテルで盛大に豪華に開催するんです。
結婚式並みに盛大で、積み立てをしておくそうです。
皆さんも一度はTVで見たことがあるかもしれませんね。
ところで、宗教は自由な日本ですが、キリスト教会でも七五三を行うところもあるそうです。
う~ん、七五三1つ取っても奥深いですね~。
転勤先で色んな日本の風習に驚くことが多いというのもうなずけますね。