七五三には欠かせない千歳飴、それ以外には何食べる?
七五三には欠かせない千歳飴、それ以外には何食べる?''
七五三を代表する食べ物といえば千歳飴!
子供心にあれを持っている子(七五三を迎えた子)が羨ましかった思い出があります。
(今はコンビニでも売っってるんだけどね~)
でも、なんで飴なんだろう?って思ったことありませんか?
それには色んな思いが詰まっているんですよ。
千歳飴の始まりは江戸時代の元禄・宝永の頃、浅草の飴売り・七兵衛が売り出したのが始まりと言われています。
昔は子供の死亡率が高かったので、ここまで育ってくれたという感謝とこれからも長生きして欲しいという願いをこめて「千歳飴」と名付けていたそうです。
ですから、あの形にも
「細く、長く」
といった願いが込められているんですね。
(この千歳飴も地域によって長さや形が違うんですよ)
そして、千歳飴が入っている袋。
これも長生きの象徴であり、縁起がいいとされている
「鶴・亀・松・竹・梅」
が描かれているんです。
今でも、伝統を重んじるお菓子屋では千歳飴を神社に納めてお祓いを受けてから店頭に並べています。
そうやってお祓いを受けた飴はありがたいですね。
また、地域によっては昆布やあわび、海老といった縁起のいい食べ物を食べてお祝いするそうです。
ほかには、参拝帰りに料亭などでお祝いをするといったところもあります。