中国のお月見事情
中国のお月見事情
中国のお月見は法律が出来ちゃうくらい熱がはいるんです!
もちろん、中国でもお月見はあります。
中国のお月見には団子の代わりに一家円満の餅として月餅が出るんです。
地域により中に入る具に違いがあるそうですが、人気があるのは広州スタイルの月餅。
皮の中には柔らかめの餡と、アヒルの卵の塩水漬けの黄身(!)
(う~ん、どんな味?オカズに近いのかしら?)
北京スタイルになると、クルミや松の実などのナッツを入れた餡が使われるそうなので、なんとなくこちらは味の予想がつきますね。
香港にはアイス月餅なんてのもあるそうですよ。
ところで、中国のこの月餅、親しい人やお世話になっている人への贈答品としてつかわれるんだそうです。
(日本のお中元みたいなものなのかしら~?)
最近は手間を省く為や、新しいものを食べてほしいといった理由から、月餅専用の商品券もあるんだとか。
しかも、月餅購入用の積み立てなんてのも存在!するんですからいかに熱がはいっているかがわかりますよね~?
・・・そして、次第にヒートアップする月餅
終いには、金箔貼りの月餅や、厳選素材のモノ、高級商品(時計とか、洋酒とか・・・)との合わせ商品まで出てきちゃった。
「これはいか~ん!」
ということで、
遂には中国政府が法律を出しちゃったんです!
(賄賂問題とかがあるんだそうです。
日本で言う金色のお菓子みたいなもの?
「越後屋、ソチも悪よのう~」 な~んてね)
「月餅の包装や詰め合わせものの価値が、
月餅そのもののコストの20%を超えてはならない」
・・・だそうですよ。