ネギ 豆知識
冬は栄養たっぷりねぎがお鍋で大活躍
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ネギの豆知識
冬といえば鍋が美味しくなる季節。
そして一気に主役級の出番になるのがネギですよね~。
一言でネギといっても、その種類は様々。
昔は関東では白ネギ、関西は青ネギが主流でした。
白ネギは中国北部で生まれ、寒さに強いのと土層が深く砂質の関東のほうが作りやすく、逆に青ネギは暑さに強く、粘土質の土
質であるのも関係しているんだそうです。
ところで、ネギは民間療法としても昔からつかわれてきましたよね。
焼いたネギガーゼに包み首に巻くと風邪や喉の痛み、咳にいいときいたことがありませんか?
迷信のようなこの話も実は効果ある療法なんですよ。
長ネギから出る「アリシン」という成分には抗炎症作用があり、発熱や腫れ、痛みなどに良いんだそうです。
また、肺に湿気が入り込む事で肺の熱が取れやすくなり、風邪の症状が和らぐ効果もあるんだとか。
呼吸器系の風邪に特にいいようですね。
ほかにも、お尻に刺すというのもありますが、これは粘膜に直接作用させることで、解熱させる効果があるといわれています。
座薬と同じようなものでしょうか?
&deco(green){(ちなみに、ネギは温まる程度に焼くのがいいそうで、しんなりするくらい加熱してしまっては効果が得られない
そうですよ)};
ただ・・・・・ネギをお尻に刺すというのは・・・
出来ればネギ鍋食べて風邪ふき飛ばそう
鴨がネギ背負ってやってきた
よく鴨ねぎとも略されているこの言葉。
二種類の意味が存在するってしってましたか?
一つは「利用するものがさらに好都合な事物や状況を呼び込むこと」
もう一つは、「いいことが重なってやってくること」とラッキー連発的言葉としてもつかわれていますね。
ところで、現在の鴨は(合鴨)ずいぶん飼育化で臭みも少なくなっていますが、野生の鴨はずいぶん野生臭い匂いがするんだそ
うです。
そこで、同じように匂いが強いネギを投入してみるとなんと鴨独特の臭みが消えるんだとか!!
これは他の野菜では駄目なんだそうです。
(ちなみに昔の日本では鶏は時を告げる鳥としえ神聖化されており、鳥といえば鴨だったんだそうです。
しかも、渡り鳥なので食べられる時期も限定されていたでしょうね)
そんな鴨が、相性抜群のネギをしょってやってきたら・・・・・