カリフラワー 豆知識
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カリフラワーの豆知識
カリフラワーといえば
あの見た目から、宇宙から来たナニカ!として食わず嫌いにランクインしているカリフラワー。
確かに最初は観賞用だったのもうなずける形状ですよね?
実は、我が家でもあまり食卓には登らない野菜の一つなんです。
別に嫌いではないんですがいまひとつ食指が動かないというかー、なんというかー。
しかも最近は新種のロマネスコなるものまで登場して、ますます宇宙から来たナニカ!度を上げている。
このロマネスコ、まるで奈良の大仏さんのクルクルヘアーのよう。
うずまき状の形がサンゴショウのようなことからサンゴショウカリフラワーとも言うそうですが、実はカリフラワーとブロッコリーを掛け合わせたものなんだとか。
味は・・・・キャベツみたい。
何でも、花なんだか野菜なんだか訳わからん形が日本でも近年人気になり、市場になかなか出回らないからと、家庭菜園で育てる人もふえてるんだとか。
ちなみに、家庭菜園するなら、7月から9月が種の蒔きどき!ですよ。
ほかにも紫色の「バイオレットクイーン」やオレンジ色の「オレンジブーケ」なんてのもあるそうなので、畑をカラフルに彩って、しまいに食卓も彩ってみるのも素敵!
(ちなみに茹でると紫色から緑色に変わるそうなので、ピクルスなどがお勧め)
ところで、カリフラワーって茹でるとばさばさになりませんか?
小麦粉とオリーブオイルを少量加えたお湯で小房に分けたカリフラワーを茹でるとぱさつかず美味しく食べられるんだそうです。
しかも、ゆで時間を短縮できるのでビタミンCの損失が少なくなるんです。
一度試してみてくださいね。
ブロッコリーとカリフラワーはどう違うの~?
聞かれて「そういえば・・・」な素朴な疑問
実はブロッコリーもカリフラワーも同じキャベツの仲間。
ブロッコリーの突然変異で花蕾が白化したのがカリフラワーということで、兄のブロッコリー、弟のカリフラワーといったところでしょうか?
歴史で出てきた原始型ケール、これからキャベツ・芽キャベツ・蕪キャベツ・(肥大した茎を食べるコールラビー)・ケール・正月飾りに欠かせない葉牡丹などが生まれるんです。
ブロッコリーやカリフラワーもこういった交配のなかから生まれた野菜なんですね。
しかも、こいつらキャベツ一族は簡単に雑種を作るそうなんで、ひょっとしたらこうやってる今も新種のナニカが生まれているかもしれないですよ~。