ゴマ 歴史
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ゴマの歴史
ごまの歴史は古く、6000年以上も前にはアフリカで栽培されていたといわれています。
そして、そこから、北、東、西の方角に伝わっていきました。
北に伝わったゴマは、古代エジプトでは紀元前4000年に作られた遺跡からも発見されています。
そこから、さらにエーゲ・クレタを通って北インドに伝わったようです。
一方、アフリカの東海岸からモンサバの海上交易で南インドに渡ったゴマは東南アジアや中国へも伝わっていきます。
西に伝わったゴマは西アフリカまで伝わり、奴隷貿易が始まるとアメリカに伝わりました。
ゴマはどの国でも貴重なものとして扱われ、ゴマを銀貨代わりに通用させたり、牛1頭とごま1粒を交換したともいわれています。
日本にゴマが伝わったのは縄文時代後期と言われています。
飛鳥時代には仏教の教えに従った殺生肉食禁止令のためにゴマが普及したそうです。
しかし当時ゴマは貴重品扱いで上流階級のみ口に出来るものだったそうです。
江戸時代になり庶民にも手に届くようになりゴマ文化が確立していったようです。