モヤシ 歴史
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モヤシの歴史
もやしの原産地や日本に入ってきた経由ははっきりとしないそうですが、豆が発芽したものを食用としたのがもやしの歴史の始まりではないかと思います。
中近東地方や東部地中海沿岸からイラク地方を経由して中国に入り、日本に伝わったとする説が強いそうです。
日本では平安時代初期に書かれた「本草和名」に「毛也之(モヤシ)」の記述があったのでその頃には既に薬用として使われていたと思われます。
江戸時代には各地で栽培されていたもやしが一般に食用として食卓に現れたのは明治40年代に入り、東京、横浜、大阪、神戸など港のある大きな都市でもやしを作る専業生産者が現れてからだそうです。
緑豆もやし、ブラックマッペもやし、大豆もやしの3種類が現主流になってますね。
今では1年中あるもやしですが、昭和21年から24年10月までの間は原料の緑豆、大豆等の輸入が無く、店頭から姿を消した時期があったそうですよ。